論文式試験
公認会計士試験の論文式試験は、毎年8月の平日に、3日間にわたり行われます。
試験科目は、下記の計5科目となります。
- 会計学(財務会計論+管理会計論)
- 監査論
- 企業法
- 租税法
- 選択科目(経営学、経済学、民法、統計学から1科目)
試験時間は、会計学が300分、監査論、企業法、租税法及び選択科目が120分とされていて、記述式により解答をすることになります。

さて、論文式試験で注目すべき点は、科目合格制の導入です。
旧公認会計士試験制度では、全科目合算で合否が判定されていました。そのため、膨大なボリュームの試験範囲を短期間で潰さなければいけなくなってしまい結果的に、社会人の受験意欲をそいでいたと言われています。
現に、私も、この理由から、科目合格制である税理士試験を目指した時期がありました。
そのような背景があり、新公認会計士試験制度では、科目合格制が導入されました。
ただし、税理士試験の科目合格の効力は無期限であるのに対して、論文式試験の科目合格は、向こう2年間しか有効ではありません。
つまり、平成18年度の試験で、ある科目(例えば、監査論)について科目合格をしたとしても、それは平成19年度、20年度までしか有効ではなく、そこまでに、全科目に合格できなければ、再度、同じ科目(監査論)を受け直す必要があるのです。
このように、「科目合格」といっても、その内容は、税理士試験とは大きく異なるので注意が必要です。
さて、論文式試験では、試験時間の時期・長さにも注意が必要です。
8月という殺人的に暑い時期に、3日間延べ13時間もの試験を受けなければいけないのです。どうしても、体調管理に行き届かない点も出てきますし、そもそも集中して試験を受けるだけでも大変、ということになってしまいます。
かつては、試験会場にエアコンがなく、蒸し風呂状態の中で試験を受ける、なんていうこともあったようです。最近は、そういう話は聞きませんが、どうなんでしょうか・・