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平均借入利率分析

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簿外借入金に関連する粉飾を見破るための手法として平均借入利率分析と呼ばれる手法があります。


さて、平均借入利率は、財務諸表等の下記項目を使って、算定します。

平均借入利率=支払利息÷{(期首借入金残高+期末借入金残高)÷2}

ここで、借入金というときには、長期借入金、短期借入金、社債はもちろん、状況によっては割引手形残高も含めて計算します。

例えば、支払利息が40、期首時点で短期借入金が600、長期借入金が500、期末時点で短期借入金が700、長期借入金が200とすると、平均借入利率は、40÷[{(600+500)+(700+200)}÷2]=40÷1,000=4%と求められます。

平均借入利率分析

粉飾をしているような会社は、どうしても現金が少なくなってくるため、それを補うために様々な経理処理をする可能性があります。その中で、よくある処理に「借入金を実際よりも少なく見せる」という手法があります。

ただ、これを単純にやってしまうと、貸借対照表の借入金残高のわりに、損益計算書の支払利息の金額が大きくなってしまうため、バランスが崩れ、結果として、粉飾がばれてしまうのです。

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