売上債権の回転期間分析
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売上に関連する粉飾を見破るための手法として売上債権の回転期間分析と呼ばれる手法があります。
売上債権の回転期間というのは、下記算式で求められる数値です。
売上債権の回転期間=期末売上債権÷(年間売上÷12) (単位:ヶ月)
例えば、3月末の売掛金残高が300、1年間の売上が1,200だとすると、売上債権の回転期間は、300÷(1,200÷12)=3ヶ月と求められます(なお、売掛金のほかに受取手形がある場合にはその金額を足す必要があります)。
売上回転期間分析のイメージ


この売上債権の回転期間が何を意味しているかというと、売上を計上してから実際に現金化されるまで平均3ヶ月かかる、ということを意味しています。
通常、売上を計上されてから現金化されるまでの期間というのは、会社・業種毎に、ほぼ一定となります。
ところが、粉飾により架空売上や、売上の前倒し計上を行った場合、どうしても売掛金残高(または売上債権残高)は増加します。
そのため、下記のように不自然に売上債権の回転期間が長期化している場合には、売上高の粉飾の疑いが生じてきます。
- 同業他社に比べて極端に長い
- 過去数期よりも長くなってきている
単純に見えて、実は、非常に強力な手法ですので、ぜひお試しください。