分析的手続
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さて、粉飾を見破る方法ですが、実は結構単純です。
誰でも使えるその方法とは分析的手続と呼ばれる手法です。

分析的手続というのは、勘定科目間の比率に異常がないかを見る手法です。場合によっては、過去数年間の推移を見ながら異常点を見つけていきます。
実際の監査の現場では、分析的手続を3回使うこととされています。
- 監査の実施前にリスク要因を見分けるための分析的手続
- 監査実施時に行われる分析的手続
- 監査終了時に、監査の過程で把握した事象と財務諸表等に矛盾がないかを見るための分析手続
要は、監査前・監査中・監査後にそれぞれの状況に応じて、必要な分析を行うのです。
さて、分析的手続を使うと、一般の投資家でも、粉飾の兆候はある程度見つけることができます。
そこで、次ページ以降では、分析的手続の使い方について書いていきたいと思います。