滞留在庫の評価
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滞留在庫の評価の問題も粉飾決算とは切っても切れない関係にあります。
この中で販売できなさそうな在庫はどれ!?


例えば、5年前に仕入れたけれども、全く売れていない商品というのがあるものの、帳簿には仕入れた時の価格で在庫が計上されています。
このような在庫は監査人の立場からいうと、その在庫の計上金額が過大ではないか?という疑いが生じることになります。
5年間売れていないのならば、今後、突発的に売れる可能性は低い=在庫の価値は低くなる、というのが普通の発想だと思います。
でも、会社の担当者に話を聞くと、「これは間違いなく売れます。」という返事。こういう場合は監査人としては、なかなか手を出しづらい部分があります。
このような在庫たしかに、値引きをしないと売れないのでしょうが、では、いくらなら売れるのかというのは、正直誰にもわからない面があります。
物理的に壊れていて、絶対に売れない、というのならともかく、ただ単に古くなっているだけ、というのだと、「正しい値段がいくらなのか誰にもわからない」→「評価減できない」ということにもなりかねません。
このような、滞留在庫の評価も粉飾の温床となりうるのです。